地震保険って入った方がいいの?

1.地震保険に入った方が良い人とは

地震に対するリスク管理の一環として地震保険への加入を検討している人が増えています。地震はいつ何時起こるか分からないもの。その不確定な事象に対してあらかじめ金銭的な備えをしておく余裕のある人なら話は別ですが、普通はいつくるかわからない地震に供えて貯金をしておくことなどは難しいものです。そのような状況に対しては保険で備えておくことが賢いリスク管理と言えるでしょう。特に住宅ローンを返済中の持ち家派は地震保険の加入の必要性が高いと言えます。なぜなら、地震によって家が倒壊してしまった場合でも、住宅ローンの返済は原則として免除されません。地震で家は失う、しかし住宅ローンは払い続けなければならない、という状況が起こり得るのです。

2.地震保険は火災保険とセット

地震保険とは原則的に火災保険とセットで加入するもので、単独で加入することができません。火災保険に入っているだけでは地震による噴火や津波などが原因の損害の補償を受けられないのです。またいくら火災保険に入っていても、地震によって発生した火災などは地震保険に入っていないと補償されませんから、この点はしっかりと理解しておく必要があります。火災保険、地震保険は、それぞれ建物に対する補償、家財に対する補償にわかれていて、どう組み合わせるか、補償範囲はどこまでにするかなどで保険料が変わってきます。地震保険の補償額は火災保険の50%までとなっており、建物、家財それぞれに、火災保険の保険金額の30%〜50%に相当する範囲内で、地震保険の保険金額を定めることが一般的です。最近は少額短期保険(ミニ保険)といって、単独で加入できる地震保険もあります。ミニ保険は保険料が安く、加入の手続きの簡便さが魅力的な商品です。一般の地震保険ではカバーしきれない部分の補填として加入する人も増えているようです。

3.賃貸派は地震保険に入らなくてもいい?

地震保険とは主に持ち家派の人が入るもの、というイメージがありますが、最近では賃貸派の人が「家財」に対して地震保険をかけるケースも増えています。賃貸の場合、建物に保険をかける必要はありませんが、高価な家具や装飾品、楽器などに家財保険をかけておけばいざという時に安心です。地震保険はあくまでも地震など自然災害に関して発生した損害に対して支払われる保険なので、紛失や盗難はカバーされません。また、地震などが発生した日の翌日から10日経過した後で発生した損害についても補償は受けられないなどの制約があることも覚えておきましょう。